スチュワーデスの身だしなみ
私のいた日系航空会社では身だしなみについて規則が定められていました。
お客様へサービスする要員としての重要事項がすべて網羅されていたように思います。
接客業でなくても、これらは人と接する職業について必ず役立つものです。
服装
制服（や制帽）の着用規定を守り、統一ある身だしなみを心がける。エプロン、スカーフ、機内シューズ、
ハイヒール、ショルダーバッグも常によく手入れする。
- アクセサリー・・・・お客様にサービスを提供するものとして相応しい程度にとどめる。
華美な指輪、時計、ベルトは避ける。 - 細いネックレスを１本まで。
- イヤリングはピアスのみ可。ピアスの最大直径は３ミリ以内。
金、プラチナ、銀、パールなどに限定。 - 指輪は２個まで。
- ペンダント、ブローチ、アンクレット、ブレスレットは禁止。
チェックポイント
訓練所で訓練する間、私服の時にも以下のような要点をチェックし、
サービス要員としての意識を高めるよう心がけます。
| 髪 | ●髪型 ●髪の手入れ |
| お化粧 | ●肌の手入れ ●化粧方法 |
| 手足 | ●肌・むだ毛の手入れ ●爪の長さ ●マニキュア |
| 服装 | ●衣服（ＴＰＯを満たしているか） ●ストッキング（色、たるみ、傷） ●靴（色、形、手入れ） ●アクセサリー（服装全体とあっているか、華美ではないか） |
| その他 | ●口臭 ●体臭 ●身のこなし（姿勢、歩き方、座り方） ●言葉遣い（方言、流行語を使っていないか、敬語は正しく使えるか） |
| 全体的な印象 | ●トータルのバランス ●表現力 ●魅力 ●立ち振る舞い |