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体力づくり

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エアロビクス

スチュワーデスになると最も必要とされるのは何だと思いますか?実は、1に体力、2に体力、3、4がなくて5に体力です。もちろんこれは健康であることを前提としています。健康でなくては、さわやかな笑顔もでませんよね。

外資系の航空会社は「XXメートル泳げること」などを条件とするところもあります。それは万が一着水した場合に生きのびるためでもありますが、泳ぐということは有酸素運動がしっかりできる一番効果的な運動方法でもあり、その人がしっかりした体力があるかを測ることができる指標になります。

息が「はあはあ」いうほどの運動を20分以上、週に2−3回することが理想です。こうした有酸素運動でスチュワーデス受験に備え、体力をつけることは重要です。有酸素運動では

[ (220 - 年齢 ) + 1分間の安静時脈拍数 ]  ÷ 2

で計算される数まで1分間の脈拍数を上げることを目的とします。

水泳、エアロビクス、ダンス、縄跳び、ジョギング、自転車こぎ、早歩きなど、自分が楽しむことのできる有酸素運動の方法をみつけましょう。楽しめる種目であることがポイントですね。

最近流行しているヨガ、ピラティス、ダンベル体操などは、体の柔軟性や、正しい筋肉をつけ、美しい身体を創るためであり、有酸素運動とは別です。

私が訓練所にいた時も、体力向上のための運動や、体力テストがよく行われました。ジョギングをずっとすることもありました。25メートルのダッシュをさせられ、秒数を測ることもありました。「こんなに筋力がないんでは、先が危ぶまれるなあ、」と体育の先生がぼやいていたのを覚えています。毎年、若い女性の体力低下が懸念されていたようでした。

ある時は、訓練生全員が体育館の床に寝て、両足をまっすぐ45度にあげたまま、何分(秒?)そのまま耐えられるかという抜き打ちテストみたいなこともありました。なぜか私はこれで同期の中で最後まで残ったのです。ものすごく私と張り合っていた人が途中でブルブル振るえ始め、もうだめーーーと脚を下げた途端、私は勝利者になりました。なぜあんなに腹筋が強かったかというと、そのころ通っていたエアロビクス教室での鍛錬の賜物でした。

私のいた日系航空会社では入社後も定期的に体力測定があります。そこで必ず実施されるのが踏み台昇降です。音楽にあわせて台の上に昇って、降りて、を繰り返すものです。単純ですが、数分やるとかなりきつく、息がきれてきます。皮肉なことに、20代、30代、40代と音楽が年齢別に分かれていて、年齢がいくほど、テンポがゆっくりになります。踏み台昇降をしている人の年齢が音楽でばれてしまうのがミソでした。

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